吉沢板金がお贈りするスタッフリフォームブログです。
雨漏り調査の様子や、まさに現在進行中のリフォーム事例などを中心にご紹介しています。

執筆スタッフプロフィール

お問い合わせ

(有)吉沢板金工業
〒321-0941
栃木県宇都宮市東今泉1-3-8

Tel:028(634)2887
Fax:028(639)0891
メールによるお問い合わせはこちらから

雨漏りに関する無料相談、
屋根、外壁、雨樋などの外装リフォーム、
太陽光発電システムやサッシ交換等のエコリフォーム、
その他室内リフォーム等、

住まいに関するお困り事は何でもお気軽にお問い合わせ下さい。
※店舗や工場の外部メンテナンスも得意としています。

施工地域

<栃木県全域>宇都宮市・足利市・栃木市・佐野市・鹿沼市・日光市・小山市・真岡市・ 大田原市・矢板市・那須塩原市・さくら市・那須烏山市・下野市 他

※茨城県・埼玉県の一部に対応

‘屋根リフォーム(葺き替え他)’ カテゴリーのアーカイブ

大谷石の蔵-ステンレス屋根への葺き替え(震災後改修工事)

2011/08/17

今回の地震で大きく被害を受けた建物の一つに瓦屋根の載った大谷石造の蔵が上げられます。これまでにも代表的な例として

  1. ガルバリウム鋼板による葺き替え(縦平葺き及び横葺き)
  2. 銅板による葺き替え

とご紹介してきましたが、今日はステンレス鋼板を使って葺き替えを行った例をご紹介します。

瓦撤去後
大きな農家でした。既に被災した瓦は撤去されています。写真は下地を造り替え、防水紙までが施工された状態です。

そしてこちらが自信のアフター写真。ステンレスは耐食性耐候性に特に強い特長を持つことで良く知られていますね。
ステンレスによる葺き替えアフター

ステンレス屋根リフォーム

鬼の取り付け
今回は施主様のご希望により棟部分を高くし(グシの造作)、妻部分には”鬼”を取り付けさせていただきました。

この辺は好みもありますが銅板でも低く仕上げればシンプルモダンの外観に出来ますし、伝統的な和のスタイルを貫きたいのであれば(栃木マイスターである吉沢社長の得意とするところですので)今回の様な仕上げ方も可能です。

横葺き屋根の現場成型

2011/06/04

震災後は材料不足が続いていますが吉沢板金のお客様がお待ちいただく時間は比較的少なくて済んでいる様です。

理由はこれ。
横平成形機
今回ご紹介するのは弊社では”立て平成型機”に次いで大活躍の”横平成型機”です。

屋根成形中
この様に、現場成型機では理論的にはお好みの長さの屋根材が加工できます。

利点は”はぜ”(継ぎ目)がないことにより、そこから起こるサビや雨漏りのリスクをなくせること。
弱点は・・・・現場成型ができる十分な広さのない現場では成型ができないことですね。

吉沢板金には立て平葺き、横平葺き、瓦棒葺き・・・・と現場成型機が揃っていますので材料を加工してもらって納品待ちをしている業者に比べるとお客様をお待たせする時間が少ないという結果になっています。

屋根葺き中
施工中。

AT葺き
切れ目(継ぎ目)の全くない屋根板です。個人的には所々にあやめハゼの入った屋根もデザイン的に面白くて好きですけど、一段毎の高さが短いこちらの屋根にも特長適な美しさがあります。何より『自分の家のオーダーメイドサイズ一本取り』は知り合いに自慢したくなる一品になるでしょう。

入母屋板金屋根
アフター。入母屋屋根、箕甲(みのこう)部分の流麗なラインは自信の仕上がり。

横葺き屋根アフター
現場成形の様子から屋根工事の様子まで、終始笑顔でご覧になっていたご主人。

「瓦を降ろすのはまさに、”肩の荷が下りる感覚。”すっきりしました。」とのことでした。

お客様の声(震災後改修工事・真岡市)

2011/05/24

東日本大震災にて瓦屋根が大きく破損してしまった真岡市のお客様です。2週間程前に軽量金属屋根へと葺き替えが終了しています。

この度、ご家族より吉沢板金宛にお手紙が届きました。

お客様の声

大変温かいメッセージは、震災後、疲労困憊状態にあった職人達の励みになりました。
こちらのお宅には元気一杯の小学生と3歳の兄弟がいらっしゃるのですが・・・それはそれは大変明るく楽しい現場であったのが印象に残っています。

ビフォーアフターを掲載させていただきます。

瓦破損状況
ビフォー。初めてお会いした際にはご主人も私達同様、ドロドロにお疲れのご様子でしたね。雨漏り防止の簡易養生をご自身でされたというから驚きました。

瓦解体作業中
ブルーシートを外した状態。被害の大きさが分かります。

瓦降ろし作業中
瓦降ろし作業中の様子。総勢8名で行い、1,2階合わせて2日かかっています。(屋根下地造作工事有り)

防水紙(ルーフィング)
防水紙の敷き込みまで。ルーフィングは今でも品薄状態が続いています。困ったものですね。

耐磨ルーフにて葺き替え後
ガルバリウム鋼板での葺き替え完了!!
今回は『耐磨カラー』というガルバリウム鋼板に磨耗に強い15年保証の塗膜が載った材料をご選択いただきました。
入母屋の屋切り部分にも同様の板金包みを施しています。

金属屋根葺き替え後
今回もその家にあった最良の雨仕舞いに仕上げるために技を尽くしています。既存の増築部分(写真下側)との絡みももちろん完璧。

下屋部分
下屋部分は外壁との絡みがあってリフォーム工事では実は一番センスの問われる部分です。今回はそんな中でも敢えて、エアコン等が邪魔する最も難しい部分をお見せします。(笑)

ビフォー外観
ビフォー外観。

アフター外観
アフター外観。

アフター外観

その他、破風板金包み、雨樋架け替え工事が同時に行われました。

 

ご家族のご多幸をお祈り申し上げます。

銅板による葺き替え工事(震災後改修工事)

2011/05/13

今回も大谷石造の蔵の地震後の改修工事をお届けします。震災後の蔵の改修工事はすでに4軒目になるでしょうか。

まずはビフォー。
瓦震災被害
立派なグシの載った瓦屋根ですが、やはり重さが問題。1回の地震でその殆どが落ちてしまいました。全ての瓦を降ろすところから工事はスタートしました。

アフター。
銅板葺き
今回はお客様の強いご要望で銅板葺きへと姿を替えました。銅板は電食の問題で、ある種の瓦屋根の下屋(腰葺き等も)に葺かれた場合には腐食により穴が開き、酷い場合は雨漏りを起こします。しかし、今回の様に銅板のみで仕上げられた場合には緑青の状態で安定して、その後穴が開く様なことはありません。それは例えば銅板葺きのお寺の長寿命にも表れます。

銅板葺き屋根
一文字葺きです。最近のガルバリウム鋼板屋根では、敢えて一文字にはせずに”追廻”という葺き方にすることで「ロスなく(地球に優しく)、興しろく、飽きない」デザインを心がけていますが、銅板葺きにはやはり伝統の一文字葺きが似合いますね。

銅板葺き
厳かに輝く真新しい銅板色ですが、実はこれは貴重な写真で、今後みるみる色が変わります。それは先にも述べた通り緑青の状態まで進みますので、ある意味ではそれが完成した姿なのかもしれません。機会があればその頃(半年~1年後くらいでしょうか)また伺って写真に収めさせていただきたいと思います。

『和モダン』を意識したデザイン上の理由で棟部分を極力シンプルに収めていますが、こうすることで別に棟を取り付けた場合に比べて丈夫にもできます。難易度は少々高くなりますが”名工による近代の銅板葺き屋根の例”として自信を持ってご紹介させていただけます。

銅板雨樋
屋根をシンプルに仕上げた分、雨樋は少し豪華になっています。ん~・・バランス良いです。

ちなみに、ちょっと前にここでご紹介した大谷石の蔵がこちらの二軒になります。
これで立てハゼ葺き、横葺き、銅板葺きと大まかに3パターンが出揃いました。

どのタイプがお好みですか?

お客様の声(震災後改修工事)

2011/04/30

『お客様の声』としてご寄稿いただきましたのでご紹介します。
瓦屋根から地震に強い金属屋根へと葺き替え工事が終了したお客様です。

お客様の声kf様

以下はビフォーアフター。
kf邸ビフォー瓦屋根被害
ガラガラと音を立てて崩れる様は正に悪夢の様だったとお話下さいました。総重量で18トンもの瓦が使われていました。

地震に強い金属やへと葺き替えが完了
長寿命、フッ素鋼板へと葺き替えられた姿です。

アフターフッ素鋼板屋根
軽量で地震に強く、雨仕舞いにも優れるのが金属屋根の特長です。

 

吉沢板金では、震災後はこちらのお宅を皮切りに既に4軒の震災改修工事を済ませ、今日また1軒、真岡市のお客様邸の改修工事を終えました。

と言っても既にご契約いただいているお客様を含め、まだまだ沢山の方が待っていらっしゃいますので今後とも忙しい日が続きそうです。
大変である反面、被災された皆様の笑顔を取り戻す第一線の仕事に携われる事を誇りにも思います。

カテゴリー
Home > Blog Home > 施工事例 > 屋根リフォーム(葺き替え他)