ビフォー。屋根とパラペットとの隙間が狭くなると当然内樋の交換作業の難易度は上がります。
埃と厚く塗られた塗装が剥がれたものが堆積していました。腐食した板金が見えますが当然ここだけでなく全体が同じ状態です。
内樋の交換が雨漏り根治の唯一の方法ですが、相談するところを間違えると余計なことにお金を使わされることになるのでご注意を。
ちなみにですが、前頁の例と違い今回の内樋は建物の外部にあります。それなら直接屋内に雨水が入ってこなくても・・・と思われるかもしれませんが、内樋からの雨漏りがシャッターボックスに落ちそれが隙間から室内側に流れているというのがこちらの雨漏りの理由です。
私たちがお客様からご相談を受けて雨漏り調査に伺った際には以上の様な事を写真を見てもらいながらご説明し、お客様にご納得いただいた上で工事内容のご提案を行い、後日お見積りを提出します。
前項と同様に絶縁目的の透湿防水シートを施工していますが紙であっても狭い分だけやり難そうだなと感じていただけるのではないでしょうか?それが硬い板金になったら・・・新築工事よりもずっと難易度が高い理由がお分かりいただけたと思います。
アフター。
普通は壁の一部もしくは全体を一時解体して行う様な工事ですが、それでは大変な費用が掛かってしまいます。吉沢板金では今回一切壁を傷めず施工させていただきました。
アフター。
今回の雨漏りは改善方法としてコーキングや塗装をしてしまったのでは満足な結果が得られないものです。
何度頼んでも雨漏りが直らない、半年毎に再度の雨漏りがするというのは家主様(またはオーナー様)にとっては相当なストレスだろうと思います。
吉沢板金のノウハウと技術がお役に立てるかもしれません。
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