今日のお客様は栃木県子ども総合科学館様です。子供の頃遠足なんかで何度も訪れた思い出がいっぱいの場所。休館日に人がいない不思議な状況に、しかも仕事で訪れることになるとはその頃の自分には全く想像もできないことでした。
年数が経ちますので各所にメンテナンスが行われています。写真はシンボルとも言えるロケット。塗装工事中です。
そして、この部分が私達の担当する部分。中央のテント下の通路部分・・・・「鉄骨の錆びた穴(内樋部分)からの雨漏りを何とかして欲しい。」というものでした。
お客様が通路を歩く時に雨が掛かってしまうそうで、それを見かねた担当者様のご配慮です。
テント屋さんと入念な打ち合わせの後に・・・
弊社工場で大型ベンダーを使って樋を製作中・・・・
アフターです。専用設計の樋が付きました。※既存の内樋は直ぐ上にトラスが張り巡らされていて補修が不可能でしたが、その下で受けるという方法が残されています。
工場での製作に半分、現場での取り付けに半分といったところでしょうか。現場で如何に上手く納めるかと同時に、上手く納まる様な設計にすることも大事です。
左側はスライドゲート・・・・稼動します。クリアランスがシビアでしたが上手く納まりました。私は機械屋に長く勤めていた経験があるので、こういう部分はちょっと得意です。
遠足で訪れた小学生が濡れないで済む様に気を使って設計しました。
近い将来、家の子とここに来たら「パパがお仕事したんだよ。」って言ってあげたいと思います。