ビフォーアフターです。
車庫付きの月極駐車場を経営されている宇都宮市のお客様。スレート屋根に塩ビ製の波板外壁(下段に別部材継ぎ足し)という仕様は大分傷みが進んでしまっていました。
アフター。カバールーフ工法によるガルバリウム鋼板製の屋根、外壁には耐候性良く丈夫なポリカーボネート製波板へと張替えられました。
アフター。
ところで、屋根のカバー工法を業者さんに依頼した時の出来上がりの姿は実は全くと言って同じになることがないことにお気づきでしょうか?それは例えば同じメーカーの同じ屋根材が見積書に書いてあってもです。
今回の例で言うと屋根の外周部分に特にご注目ください。屋根本体とは別の板金役物(ガルバ鋼板を弊社工場で加工してきた一点もの)が取り付けられているのがお分かりいただけると思いますが、これが下にある古い屋根材を隠す効果と共に、外周からの風化を遅らせる効果をもたせています。(折角屋根を綺麗にしても屋根はあまり見えませんが、この部分はお客様からも良く見える部分なんです。)
いわゆる”機能美”を追求したこの姿はお客様が吉沢板金にご依頼された時にだけお客様が特に意識せずにも得られる姿となっています。
お客様ご自身がこの様な部分に気づかれていることは実際にはほとんど無いことですので、(センスの良い)業者選びがいかに大切かがお分かりになるのではないでしょうか。
アフター。完璧な仕上がりです。ブロンズ色は”明るく”、”見え過ぎない”点でおすすめのカラーです。
今回のリフォームでポリカ波板を固定する”胴縁材”を追加しています。
今回は同時に別棟倉庫の屋根リフォームも依頼されています。
ビフォー。このサイズでまた、危険な石綿スレート屋根となりますと安全足場は欠かせません。
アフター。大屋根部分、正面に2個ある庇屋根共にガルバリウム鋼板による葺き替えを行いました。もちろんカバー工法です。
屋根が強いこと(雨漏りしないこと含め)は建物にとって第一条件です。
お客様には大変お喜びいただけました。