宇都宮市のお客様です。
屋根の塗装工事及び雨樋の架け替え工事をご依頼いただきました。
細かい納まり(雨仕舞いといいます。)の確認を終え、釘の緩み等屋根材の補修を終えるといよいよ塗装工事に入ります。
錆び止め塗装と上塗り塗装2回の三層構造で仕上げています。
それではビフォーアフター形式で一気にご紹介します。
ビフォーです。表面には所々錆が確認できます。(屋根の拡大写真はこちら。)
今回も塗料はユメロックというシリコンウレタン塗料を使っています。比較的安価な上に十分なパフォーマンスを得られる弊社お勧めの塗料です。
アフター。艶が出ているのは表面が平滑な証拠。平滑に仕上げることで雨による自浄作用を生みやすくしています。
ビフォー。北面の方が錆が進行しやすいのは日光が届かず湿っている状態が長いためです。これは外壁等にも同じことが言えます。
トタン製の雨樋は既に寿命です。正しい判断と(塗装以外の)手段を持たない業者さんでは多くの場合黙って塗装されてしまいますが、当然機能の回復はできませんのでその分のお金が無駄になってしまいます。実にもったいない!
樋持ち金物の打ち換えも同時に行っています。
今回の工事で回復できたのは見た目の美しさだけではなく、失っていた本来の機能もあります。雨水をきちんと地面に流してあげることで家は長持ちします。
ちなみに新しい雨樋、以前のものと似ていますが、素材はトタンではなく屋根にも使われるおなじみのガルバリウム鋼板です。もっともリーズナブルなもののひとつですが、耐久性能は以前のものと比較になりません。
以上、AY様邸「屋根、雨樋リフレッシュ工事」のビフォーアフターをお送りしました。