雨漏りを止める!笑顔を守る雨仕舞い論

銅板屋根からステンレス屋根へ

銅板瓦棒葺き屋根からカラーステンレス瓦棒葺き屋根へと”カバー工法による葺き替え”をされたお客様です。

銅板瓦棒軒先の様子
こちらの屋根、実は雨漏りしていました。屋根に上って見ると悪い条件のオンパレード・・・・。
1.軒先にはコーキングがベッタリ。緩勾配屋根な上に軒先が上がりすぎています。(下地と葺き方の問題)
さらに下流の波板の雨押さえの納まりが悪く雨水が入ってしまいます。

変なところにハゼ継ぎしている
2.緩勾配屋根でハゼ継ぎしている。
ウィークポイントを作ってしまっています。※弊社では殆どの場合で継ぎ目無しの一本物の屋根板を作ります。

瓦と銅板の相性
3.上流が瓦屋根
ここでは何度も触れていますが、瓦屋根と銅板屋根では相性が悪い場合が多く、穴が開くまでに錆びてしまいます。
これには酸性雨等色々原因は言われますが、上の組み合わせの家に多いことから私は瓦の釉薬に含まれる異種金属が電蝕(電気化学的腐食)を起こすという説が有効ではないかと思っています。

銅板に開いた穴
黒い点に見えるかもしれませんが、これは銅板に開いた穴です。何箇所かに見つけることができました。当然ですが雨漏りの直接的要因になります。

雨押さえが無い
4.然るべき納まりができていない。
最奥の角の部分は八千代折りという技術でハサミを入れずに箱折りします。そこまでは良いのですが、上部に隙があります。いくら瓦の下であっても風がある時には雨水が浸入してしまうでしょう。

ということで以下解決編につづきます。

カバー工法瓦棒葺き
カバー工法は既存の屋根の解体費を0にし、二重屋根で得られるメリットをもたらしてくれます。(今までには無かった機能の付加)
錆び難い強い材料であるステンレス屋根への葺き替えとなりましたが、銅板とさらには瓦の釉薬成分との相性を鑑みた選択です。
白く見えるのは防水紙ですが、今回は銅板屋根との絶縁の目的が一番です。

ステンレス屋根アフター
アフター。立ち上げを大きく取った上に専用に作られた雨押さえ・・・・というように瓦下の部分は以前とは全く違う納まりとなっています。

軒先部分のアフター
上から下まで一本物の屋根板。軒先もまた専用設計の多段水切りに掴みこみで仕上げた屋根という様に、以前とは比べ物にならない機能的なものへと改善されました。

 

最近では『吉沢板金でなら以前より雨漏りし難い強い屋根に見直してもらえるから。』という様に弊社の”雨仕舞いの見直し”という技術に重きを置いていただけるお客様が増えて来ました。大歓迎です。

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