雨漏りを止める!笑顔を守る雨仕舞い論

手造りの魅力

今回ご紹介するお客様は埼玉県の方です。
ご主人が家具職人、奥様は設計士さんで、ご実家は工務店さんというクリエイティブ一家・・・・ご夫婦のお住まい件ギャラリーを新築するに当たって屋根工事を弊社にご依頼いただきました。
宇都宮まで足を運んで下さり、「自分たちの家の屋根を是非吉沢板金にお任せしたい。」という職人冥利に尽きるお言葉に心動かされ、ちょと遠いのですがお請けいたしました。

平屋造りでとても大きな屋根はやりがい十分でした。縦ハゼ葺き現場成型です。

縦ハゼ葺屋根
拘りの煙突納め。このタイプの煙突は前もって煙突屋さんが煙突だけ出しておいたところに我々が屋根を絡んで取り合いの雨仕舞いを行い、屋根工事が終わった後で煙突屋さんが上部の仕舞い(写真では仮養生のためのバケツの部分)を行います。

煙突屋さんによって屋根部分のステーの形状が異なりますので、屋根側の雨仕舞いは板金屋さんのセンス次第、吉沢板金では常に最良の形で納めます。

縦ハゼ
”縦ハゼ”の部分はこちら側から見るとスッキリ立ち上がりが見えるだけですが・・・

縦ハゼの表情
こちら側からでは、手締めでしか見れない独特の波模様が浮き出ています。

最近では巻ハゼの工程を省略した”縦ハゼロック”という嵌合式の縦ハゼ葺き屋根が広く普及していますが、吉沢板金のお付き合いしている注文住宅系の工務店さんからはどうしても巻はぜ仕上げの縦ハゼ葺きが好まれてしまいます。
理由としては巻ハゼの優秀な雨仕舞い以上に、ロックでは既成品臭さが出てしまう一方、この様に一点ものの豊かな表情が出せる点が大きいと思います。

手造りの魅力ですね。

換気システム
今回、設計を担当された奥様と打ち合わせを重ね拘り抜いた棟換気システムの部分、2重3重の雨返し細工と釘を表面に露出しない特別な方法で機能良く美しく仕上がりました。

完成が待ち遠しいですね。