雨漏りを止める!笑顔を守る雨仕舞い論

ビフォーアフター『住まいの性能を高める外装リノベーション』

住まいの性能を高める外装リノベーション

宇都宮市某邸・・・・外装(屋根、破風、雨樋、外壁)トータルリフォーム工事、ビフォーアフターです。

※こちらのお宅の屋根工事は別途掲載しています。ご参照下さい。

外壁のリフォームサインについて

  • 外壁表面にひび割れはありませんか?
  • コーキングが切れていませんか?コーキングの寿命は意外なほど短いです。
  • 塗装にチョーキング(白亜化)はありませんか?(外壁を触った時白い粉のようなものがつきませんか?)

それらは全て外壁のリフォームサインです。特にひび割れやコーキング切れは雨漏りの直接的原因となり、放っておくと室内への雨漏りへと繋がる他躯体の劣化が進み高額な修理費用がかかることもあります。

こちらでも上記全てのリフォームサインが見られましたが気付いたのがのが早かったため最小のリフォームメニューで済みました。普段何気なくでも”ちょっとだけ気にして見てみる”ということが大切な様です。

外壁カバー工法(重ね張りリフォーム)の特長

  1. 新築同様の外観に変身させます。
  2. 優れた耐候性能で”きれいが長持ち”します。
  3. 高い耐久性。フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板製の材料がおすすめです。
  4. 抜群の断熱性・遮音性。一年を通じて快適で省エネ効果が期待できます
  5. 既存外壁を剥がさないことで得られる複数のメリットがあります。
  6. 自宅に住みながらリフォームができます。

まず1について、今回リフォームに用いた材料は実は新築にも使われる材料です。まさに、新築同様の外観を得ることができます。

また、5についてですが既存外壁を剥がさないことは解体費用を極力無くすことが出来る他に、断熱性能・遮音性の向上に寄与します。

外側の新しい外壁を雨仕舞良く(雨漏りに強く)仕上げるという第一の条件は吉沢板金にご依頼いただいたお客様にはご安心頂いて結構ですが、その内側にも外壁があるというのは大変心強いのではないでしょうか。

それからこれはあまり触れられていませんが、実は新しい外壁が古い外壁を紫外線や風雨から守る働きをすることで”既存外壁も”そこからの寿命が伸びるという点も大きなメリットになります。

外壁リフォーム通気工法
既存外壁と新しい外壁の間に通気層を取る”通気工法”を採用しています。

例えば上に上げたリフォームサインを放置していて外壁の劣化が進むとこの前に透湿防水シートの工程が必要になったり、ひどい場合には躯体の修繕工事が必要になったりします。

 

「新築とリフォームどちらが難しいですか?」と聞かれますが私はリフォームと即答します。

新築時と違ってリフォーム時には後から追加された配線や器具が沢山あり施工を難しくしています。当然のことながらそれらを雨仕舞良く格好良く収められるかどうかは施工者の技術とセンス次第です。

テラス部分の外壁リフォーム
例えばこの部分。後付のテラスです。(一時的にポリカ屋根板を解体し足場を立ててあります。)

テラス部分の外壁リフォーム
雨漏りに強く同時に目地を真っ直ぐに通した美しい仕上がりはまさに”機能美”ですね。

テラス部分の外壁リフォーム
アフター。

アフター
アフター。

ビフォーお風呂周り
お風呂とキッチンがあるこの面にはガスや水道、給湯設備などの障害物が一杯です。

狭い部分の施工もしっかりと
どうやったの?という声が聞こえてきそうですが・・・狭い部分もばっちり仕上がっていますね。

給湯設備部分は専用カバー
最初からこうだったように見えると思いますが給湯設備部分の下側に見える白いカバーは吉沢板金が”ここ”のために新たに製作した板金カバーです。

給湯設備部分は専用カバー
下側はこんな風にオープンになっていて雨仕舞はもちろん、いざという時のメンテナンス機能も考えられています。

アフター金属外壁
アフター。

物干し部分のアフター
物干し部分の内側には下地を追加しました。細かいようで重要な部分ですよ。

ビフォー
ビフォー。(クリックで拡大していただいて)後付で玄関の左上から光ケーブルが露出で入れられていたのが分かるでしょうか?

アフター
アフター。通気層を上手く使ってこれをフラットにしてしまうことも可能です。もう一つすっきりと見えるポイントは玄関上のトリムを削除してしまったことですね。時代時代に流行りはあったと思うのですがよりモダンな印象になったのではないでしょうか?

ビフォー
ビフォー。

アフター
アフター。こちらも以前はあった中間幕板(1階と2階の間の黒い部分)を無くしてしまうことで大きく印象を変えました。

アフター
アフター。
新しい外壁材はセンターサイディング、FB型 スプレッジ プレミアム(ライトメタリックシルバー色)ですが、玄関まわりのみ同型のディープブラック色となっています。

玄関リフォーム
「基本的には反射率の高いシルバーで遮熱性能を上げたいけどブラックにも憧れる。」ということなら直射日光の当たり難い玄関まわりにブラックを使うことでゴージャスな印象を与えられます。

ビフォートータルリフォーム

アフタートータルリフォーム

トータルリフォーム仕様

  • 屋根:ガルバリウム鋼板メタリックブラウン(半艶)カバー葺き替え
  • 破風:ガルバリウム鋼板メタリックブラウン(半艶)既存窯業系破風板に新規カバー
  • 雨樋:パナソニック、ファインスケアNF-Ⅰ型(ブラック) 架け替え
  • 外壁:センターサイディング、FB型 スプレッジ プレミアム(ライトメタリックシルバー、一部ディープブラック)重ね張りリフォーム
  • 軒裏天井:塗装(チョコレートブラウン)
  • その他:エアコンダクトカバー新品交換等

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