雨漏りを止める!笑顔を守る雨仕舞い論

ゆきもちくんSで落雪を防ぐ

茨城県筑西市のお客様です。
まだ新築のこちらのお宅は、お隣りへの落雪を心配されていました。

筑西市隣地への落雪
立地状況はこんな感じです。(すでに弊社工事のため足場がかかっています。)
うわー・・確かに近い。

筑西市隣地への落雪ー屋根上
上から見てみると状況が一目瞭然です。

こちらの瓦は”平板瓦”と言って瓦の中でもフラットなタイプで、和瓦のような波形がない分雪の引っかかりが少なく特に落雪しやすくなっています。
落ちた先には隣家の屋根、壁、そして下を歩く隣人・・・確かに心配ですね。冬の間は雪の予報に戦々恐々とした思いでいらっしゃるとのことお察しいたします。

さあ、それではしっかりと落雪対策をしていきましょう。

落雪防止装置の選定~アフター

上の写真で気づかれたでしょうか?実はこちらの屋根には太陽光パネルが載っています。ただし、これは瓦と同形状で瓦差し替えタイプのソーラーパネルです。
今回は”ゆきもちくんS 90φ,D900”が適しています。

もしこれが・・・・

こちらのお宅の様な太陽光パネルであったならパネル全面からの大きな落雪に備えるためにもっと大きなスーパーリングのついたゆきもちくんが必要になっていたでしょう。ちなみにこちらは”ゆきもちくんS 200φ”を施工させていただきました。
(参考・どれくらい落雪させたくないですか?『雪止めのお話』

ではアフターです。
ゆきもちくんS アフター

ゆきもちくんはネットに雪を食い込ませることで強力な雪止め効果を発揮します。つまりネットと屋根との間にある程度”隙間”があった方が効くということですね。

和瓦の様な波形の凸凹はありませんが平板瓦でもゆきもちくんを設置してあげるとこの有効な”隙間”が生まれます。

ゆきもちくんS アフター
さらに先端に編み込まれたスーパーリングが最後の砦となって落雪を防いでくれます。

『雪が降るのが楽しみになる。』
これではちょっと不謹慎な言葉に聞こえてしまうかもしれませんが、ご心労を少しでも減らせるお手伝いが出来れば幸いです。

ご相談お待ちしています。

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